に記録する 6月, 2011

隔たりの雨を走り抜け、ダイアモンドのような幸福の純粋な雫を捕まえる

ブートレグ以上の…意義深い物語…漂う感動的な音楽

先週末のBla Bla Blaが終わった後すぐ、私は自分の京都で撮影されたブートレグをダウンロードするためにパソコンへ飛んで行ったわ。私もみんなと同じように、映像を見るのは初めてだったの。私もバンドのメンバーなのに、ブートレグがリリースされる前に見ていないなんて特別よね!(笑)

思い返していたわ。その日に何が起こったかを覚えてる。感じたことや、雨が絶え間なく空を覆い、その音色が音楽を包みこむ中でお寺に集まってくれた日本のファミリーのみんなとした分かち合いのこと。でもブートレグを見始めて、私はまた別の視点を持つ貴重な機会を得たわ。あの日の出来事を新鮮な方法で生きて、それに私の心の中の新しい場所を与え、そして私にその多くの贈り物を掴み取らせてくれる機会をね。

誰が私と心を通わせるためにそこにいてくれるの?

マウスのクリックと同じくらいシンプルな招待

ハイ、私の素敵な友達のみんな:)

みんなの多くが夏休みのことや、2時間以上もの間パソコンのスクリーンから10メートル以上離れることすら考えているかもしれないわね…。恐ろしいわ!!!(笑)

インターネットや携帯電話、iPad、またはせめてiPod(なるべくインターネットに繋げるwi-fi接続があるやつね…笑)なしの1日なんて創造できないくらい、テクノロジーと通信は私たちの人生でとても大きな部分を占めているわ。それでも、様々なコミュニケーション方法がある時代の中で、孤独や人同士の繋がりがないことはまだとても重大で痛々しく、油断できないことよ。毎時間インターネットに接続するけれど…誰が心を通わせるためにそこにいてくれるの?…他人の人生をクリックで通り過ぎて…写真やビデオは、一度は信じたり聞いたりしたことのあるレベルの親交に届くよう手助けしてくれる?私はそれができると信じているわ。なぜなら私がみんなに心を開くとき、私が話しをし、寛大に自分の人生について話してくれるみんなに耳を傾けるとき、それからみんなの写真を見るとき、私は心が通い合っていると感じるし、繋がりがあると感じるわ。みんなの笑顔を見て幸せだと感じるの…。それでもまだ、私たち自身が他の誰かと繋がり合うことを怖れている1人だなんて、変じゃない?

ファミリー、スタジオタイム、音楽制作、夢…

惜しむことなく大切に扱う贈り物

大切なファミリー、私がえらんだ人、私を選んでくれた人、私が信じる人、私を信じてくれる人…。

お互いの現実が違っているから、日常が似ていないから、願っているほど話したり、一緒に過ごすことができないからという理由で私たちが離れていると考えるのは簡単よ。もちろん他の国に住んでいる私たちの兄弟、姉妹のみんながそう感じることがあるわよね。でもそれは、ここ、YFEの本部でも感じることがあることなの。私たちの家、身近なクルー、同じ屋根の下に住んでいる人たち、同じテーブルを囲む人たちの間でもね。主にキーボードとリードギターとボーカル(あぁ…「混沌」っていうセクションもあるのよ!笑)をレコーディングするために、私たちは今スタジオに戻って、スタジオという繭に再び隔離されているの。5人の男の子たちと私、ビッグ・バードとSeanが、私たちが内側で運ぶ音楽を自由に漂わせ、全てのアイデアを試し、私たちが信じている私たちの運命の中で役割を担うようにお互いを励まし合いながら1日中1つの部屋にいるの。私たちがスタジオを出るのはコーヒーや紅茶(私たちのイギリス人のプロデューサーであるSeanのため)を入れに行くときと、トイレに行くとき、そして食事の時だけ。晴れているのか雨が降っているのかを見る機会は、スタジオである教会から家までの30メートルを歩いて行って昼食や夕食を摂りに短い休憩を入れるときだけなの。マイクと楽器から離れているこのちょっとした時間はまた、私たちがYFEの家にあるオフィスで一生懸命に働く残りのYFEクルーと話をして分かち合える機会でもあるわ…。私たちが分け隔てられているように感じるかって…?私は感じるわ。でも私はその感情の壊し方を知っているの。そしてそれはまず、全ての小さなメモやハグや短い会話や内輪のジョークで私たちが築くと決めた愛と、お互いを思いやる信頼を信じることから、そしてまた私たちみんなが共通の考えと心で世界に触れるための共通した夢に向って歩いていると知ることからよ。

夢以上の旅から帰って

YFEの中国−日本ツアー

親愛なるファミリーのみんな

ツアー中私たちが見たり経験したりしたことを毎日小さなノートに綴っていたけれど、それはみんなに書くこととは違っていて、私はみんなに書くことが恋しかったの…。みんなと毎週分かち合うことは私に自分の内面を見させてくれて、みんなは私に個人的な旅から花開くものの目撃者やサポーターになるという恵みを与えてくれるわ。私たちの繋がりがどんなに私を元気づけてくれて、どんなにみんなの人生も私のシンプルなタイピングされた文字からインスパイアされるかを、私はいつだって理解しているわけじゃないわ。だけど私はそれが可能なことで、実際にそれが起きていることに感謝しているの。みんなに会うと、みんなは私にブログはみんなの人生の一部だと言ってくれるのよ。私はいつも感動して、そして考えるわ。「これは私や私が書くどんなことよりもずっとパワフルなこと…。これが私の友達であるみんながどんなに生き生きとしていて、決意と見つけられる全てのものを利用して、どんなにそれぞれの人生を変えているかなのね…。私が書くことが良いからじゃなくて、みんなの望みが強く、もっともっと自由に生きようと自分の全てを捧げる決意をしているから…。」